不倫が原因で離婚する夫婦は多いですが、そこで問題になるのがお子さんの存在です。

本当は離婚したいけど、子供が可哀想だから離婚しないという人もいれば、「一人で育てる!」と離婚に踏み切る人もいます。

若い人ほどやり直しがききやすいですから、離婚を選択しやすい傾向にあります。

 

逆に、30代、40代の夫婦は離婚しないケースが多いです。

子供が物心つく前であれば離婚の影響は小さいですが、多感な年齢だと大きなショックを与えてしまいます。

 

探偵の仕事は浮気の有無を掴んで終わりではなく、その後の関係修復や離婚までお手伝いすることもあります。

場合によっては、弁護士や夫婦カウンセラーを紹介することもあります。

 

今回は、旦那さんの浮気発覚後、離婚するかを悩んでいた奥さんの事例をご紹介します。

 

家族をも巻き込む浮気

家庭崩壊

その奥さんは前々から旦那の行動を怪しく思っていました。

そしてある日、中学生の娘さんが

「これ見て!お父さん浮気してる!」

と言って、旦那さんの携帯をもってきました。

 

年頃の娘さんなので、両親の関係を敏感に感じとり、思い切ってお父さんの携帯を盗み見たようです。

ラインのやり取りをみると、旦那さんと女性とのやり取りが残っていました。

肉体関係があることを匂わす内容もあり、奥さんは浮気調査を決意されました。

そして、浮気の証拠を掴んだのですが、問題はここからでした。

 

調査後の話し合い

 

浮気の証拠を旦那さんにお見せして、浮気相手の女性には二度と会わないという念書と、慰謝料請求をしました。

 

しかし、奥さんの気持ちは収まらず離婚も考えています。

奥さんとしては、旦那さんの姿を見るのも話すのも嫌で、触られるなんてとんでもないそうです。

 

現在は、二人のお子さんを連れて奥さんの実家で暮らしているのですが、今後のことで悩まれていました。

上の中学生の娘さんは

「お母さんが離婚したいならすればいいよ」

と言っていますが、下の小学校低学年の娘さんはお父さんを恋しがっているようです。

 

離婚することになれば、二人のお子さんも傷つけることになるでしょう。

かと言って、離婚せずにぎこちない夫婦関係を続けるのも、子供にとっては辛いものです。

 

一度、関係修復の道を進み始めたのなら、途中で「やっぱり離婚する」と変更するべきではありません。

そんなことをすれば、お子さんの心をさらに傷つけることになってしまいます。

 

両親が離婚するのと、仲の悪い両親に育てられるのでは、どちらが子供にとってマシなのでしょうか。

これは永遠に答えの出ない課題です。

 

浮気した方は反省しているのか

反省

個人的には、浮気した方が反省して、やり直したいという気持ちがあるなら一度目は許してあげた方がいいと思います。

 

中には、不倫が発覚した後も、不倫相手のことで頭が一杯という人がいますが、そういう人との関係修復は無理でしょう。

そういう場合は離婚した方がいいと思います。

 

反省の色があるならやり直すチャンスをあげてもいいでしょう。

いつかは許せる日がきて、離婚しなくてよかったと思うようになる可能性もあります。

 

一度浮気した人は何度でもやると言いますが、一度の過ちで離婚するというのも考えものです。

離婚とは、最後の最後まで関係修復の努力をして、どうしても無理だった場合に取る選択肢です。

「浮気されたから別れる」というのは恋人レベルの話で、夫婦関係は多大な我慢をしてでも続けるべきです。

結婚とはそういうものですし、子供がいるならなおさらです。

 

今回の事例の場合、旦那さんが深く反省しているようだったので、離婚はしませんでした。

現在どのような状況かはわかりませんが、旦那さんも奥さんも相当な苦労をされているでしょう。

お子さんも居心地が良くないと思います。

 

子供に離婚についてどう思うか聞いたところで、正しい答えが返ってくるとは限りません。

子供だって親に気を遣うし、先のことなんてわかりません。

 

一つ確かなのは、子供にとっては仲の良い両親に育てられるのが一番望ましいということです。

ですので、子供が最優先ならば、仲の良い夫婦に戻る努力をしないといけません。

 

もっとも、片方だけが努力しても意味がないので、許す努力と許してもらう努力が必要です。

そのどちらか片方でも欠けているなら、関係修復はムリな話です。

 

また、夫婦関係は千差万別ですから、「こうした方がいい!」という画一的な答えがあるわけではありません。

世の中には本当にどうしようもない人間もいるもので、パートナーがそういう人間だったのなら、夫婦関係を続けることは子供にとってもマイナスです。

 

「子供のため!」

と言いつつ、本当は自分のためなんじゃないの?と言いたくなる場面をいくつも見てきました。

何が正解かは何年も経ってみないとわかりませんが、子供を言い訳の材料にするのではなく、本心から子供のことを考えてほしいものです。

 

<おすすめ記事>

>>浮気を放置しても悪化するだけ、被害者が動かないとおわらない