不倫がバレた人がよく口にする言い訳が

「すでに夫婦関係は破綻していたんだから自分は悪くない」

というものです。

 

本当に夫婦関係が破綻していたのなら、不倫は法的には罰せられません。

しかし、現実に「夫婦関係が破綻していた」と認められるためのハードルは予想以上に高いものです。

 

私もこの言い訳を口にする人を何人も目にしましたが、逃げ切った人は一人も知りません(-_-;)

 

事実は裁判所が個別に判断する

夫婦関係が破綻していたのかを判断する基準はいくつかあり、

・家庭内別居の状態にあった

・暴力があった

・モラルハラスメントがあった

・セックスレスの状態だった

・夫婦間の協力関係がない

・働かない、お金をいれない

などがあります。

 

ですが、明確な線引はできず、実際はそれぞれのケースを裁判所が個別に判断しています。

「夫婦関係が破綻している」と認められるのは、誰の目から見てもそう思えるくらいの状態です。

長年別居しているとか、一緒に住んでいるが会話は一切ないなど、10人中8人以上が破綻していると認めるくらい、関係が断絶していないと認められません。

 

関係修復の意思がない

「夫婦関係が破綻している」と認められるのは、夫婦の双方にやり直す意思が見られない状態です。

夫が妻を毛嫌いしていても、妻にやり直したい気持ちがあるのなら、それは破綻しているとは言えません。

このハードルはかなり高いです。

 

夫婦関係の破綻が認められるのは、離婚が秒読みの状態くらいを指します。

 

ほとんどは不倫の言い訳

「俺達の夫婦関係は破綻してたから不倫じゃない」という人は9割以上が言い訳で言っているだけです。

そもそも、夫婦関係が破綻したのが先なのか、不倫が先なのかを立証するのは難しいです。

夫婦仲が悪くなっていても、その原因は不倫にあることが多いです。

 

不倫した人が、

「夫婦関係は既に破綻していたから不倫の賠償はしない」

裁判と裁判で反論しても、勝てる可能性は非常に低いでしょう。

 

立証責任は権利を主張する側にある

少し小難しい話になりますが、裁判で有利な立場に立つためには、そのための証拠を提示しないといけません。

 

例えば、妻が

「夫の不貞行為が原因で離婚することになった」

と主張して夫が

「すでに夫婦関係は破綻していたから責任はない」

と反論した場合、夫は夫婦関係破綻の事実を証明しないといけません。

しかも、不倫が始まったときは破綻した後だったことをも含めて証明する必要があります。

 

このようなことを証明するのは非常に困難です。

例えば、別居生活が始まったのが2015年4月で、それを証言してくれる人がいて、不倫が始まったのがその後だということを証明できればいいのですが、そんなことは事実上不可能でしょう。

 

実際に、この言い訳で不倫の責任から逃げられるのは、既に離婚手続きを開始していた人くらいです。

 

言い訳をしても時間とお金の無駄なので、不倫した人は素直に責任をとった方が賢明です。

浮気された人はこのような言い訳をされても不安になることはありません。

 

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