せっかく浮気の証拠を掴んだのに、慰謝料すらも請求しないという依頼主さんもいらっしゃいます。

二人が完全に別れて、平和な家庭に戻れればそれで十分だというのです。

 

心が広いのは素晴らしいことですが、浮気に限っていえばしかるべき制裁を与えるべきです。

離婚しないのは全く問題ありませんが、少なくとも浮気相手には慰謝料を払ってもらう必要があります。

相手の経済力を考慮した上での金額ならば、同情する必要なんて全くありません。

 

なぜ慰謝料を請求すべきなのかというと、相手にけじめを付けさせる必要があるからです。

不倫という違法行為をしたのにノーペナルティーでは相手は調子にのって再び浮気を繰り返しかねません。

それも同じ相手と間をおかずに、です。

 

今回は、慰謝料を請求しなかったばっかりに浮気を繰り返されてしまった奥さんのお話です。

 

浮気相手に同情してしまった奥さん

 

奥さんは30代の方で旦那さんの浮気を疑っていました。

旦那さんの職業は小学校の先生で、浮気相手の女も同じ学校に勤める先生です。

 

奥さんは、旦那さんがトイレやお風呂にまで携帯を持ち込むことや、衣服からかすかに香る女の匂いで浮気に勘づきました。

奥さんの予想では、二人は仕事帰りに密会しているとのことです。

10日間の調査依頼をいただいて二人を尾行することになりました。

 

二人を尾行した先には

 

学校の前で張り込みするのですから、いつも以上に警戒しないといけません。

ちなみに、もし張り込み中で警察に声をかけたられたら正直に浮気調査をしていると話します。

 

でも、今回は小学校の前なので、警察も簡単には引き下がってくれないでしょう。

不審がられないかとビクビクしていましたが、幸い、警察にバレることはありませんでした。

 

そして、しばらくすると旦那さんの車が校門から出てきました。

そのすぐ後ろには、浮気相手と思われる女性の車がピッタリくっついています。

二人の車は立体駐車場に入っていき、駐車。

女性が旦那さんの車に乗り込んでいき、車の中でイチャついていました。

 

前面は壁で両サイドには別の車が駐車しているので、中々、決定的な写真を撮影しにくいです。

さすがは先生!中々の密会場所を見つけたものですね。

でも、残念なことに背面をカバーできていません。

車の後方から車内を撮影し、その後、右側の車が出ていったので、右側からも撮影させてもらいました。

 

しかし、同じ学校の先生同士が車内でこんなことをしているなんて・・この先生に教わっている子供たちが少し気の毒になりました。

 

浮気相手を許してしまう奥さん

 

旦那さんと浮気相手の女性をお呼びして協議をすることになりました。

浮気相手の女性は泣いて謝り、旦那さんもテーブルに頭をこすりつけていました。

 

こういう場面を見慣れている探偵は(安い三文芝居だなぁ・・)と冷めた目で見ていたのですが、奥さんは

「あなたが二度とこのようなことをしないなら今回は許します」

と言ってしまったのです。

 

その後、私達は奥さんに浮気相手には慰謝料を請求すべきですよと説得しました。

二人は同じ学校の教師なのですから、勝手に転勤もできず、これからも学校で会い続けることになります。

それで慰謝料も取らないというのは、浮気相手に舐められかねませんし、奥さんの苦しみも癒えないでしょう。

 

説得を頑張ったものの、奥さんの気持ちを無視することはできないので、この案件は終了となりました。

 

・・・

そして案の定、半年ほど経って再び浮気調査をすることになりました。

 

奥さんは電話で

「二人は未だにこっそり会い続けているみたいなんです。

私は騙されたのでしょうか?」

と話していました。

 

そりゃあ、平気で不倫するような人たちですから、嘘なんて息を吐く感覚で出てきます。

二回目の浮気調査では、二人は休日にシティホテルで密会していることが明らかになりました。

 

今回ばかりは奥さんの怒りも収まらず、前回の調査の証拠も残っていますから、浮気相手にはかなり高めの慰謝料を請求することになりました。

それでも今回の奥さんは優しい方です。

中には、浮気相手の勤め先に証拠写真を送りつける人だっていますから。

 

先生同士の浮気というのはけっこう多いのですが、職業柄リスクはとても大きいです。

浮気の証拠を教育委員会にでも突き出せば失業は免れないでしょうし、再就職も難しいでしょうから、一気に転落することになります。

 

それをわかっていても止められないのが不倫の恐さですが、子供の前で偉そうな顔をするのなら、大人として恥ずかしくない行動をしてほしいものです。

 

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