浮気された後に夫婦仲を修復するというのは生半可なことではありません。

両方にやり直す決意があっても中々うまくいかないのですから、片方の態度が曖昧なら修復が成功する可能性はほとんどありません。

浮気された方が態度を改めるというのは不本意でしょうが、お互い歩み寄る気持ちが大切です。

 

基本的に、1回目の浮気ならば離婚せずに、修復にチャレンジした方がいいと思います。

それでダメだったら離婚すればいいことですし、不貞の証拠を持っていれば浮気が過去のことであっても有利に離婚することができます。

 

浮気が過去のことになれば元通りの夫婦に戻れるので、過去にするためには浮気を蒸し返すような発言をしてはいけません。

つまり、

「あなたはどうしていつもそうなの?昔、浮気した時だって・・」

と言い始めると、いつまで経っても浮気が過去の出来事になりません。

 

浮気した方も、自分が悪いとはいえ毎度責められていればうんざりしてくるでしょう。

今回は、浮気の発覚後に修復を試みたもののうまくいかなかった事例のご紹介です。

 

浮気されたショックから立ち直れない奥さん

 

これは、旦那さんが大学時代の友人と浮気し、奥さんが探偵を雇って証拠を掴んだ事例です。

お子さんが2人いるので奥さんは離婚せずに、夫婦仲を修復する道を選びました。

探偵事務所の夫婦カウンセラーのところに、月1、2回来てもらって一緒に修復の道を探っていました。

 

旦那さんの浮気は同窓会で盛り上がって、つい肉体関係をもってしまった感じです。

その後は月に1、2回ホテルに行っていて、不倫の期間は4ヶ月くらいでした。

旦那さんも真剣に浮気相手のことを愛していたわけではありませんし、反省の色も濃かったので、この夫婦がやり直せる可能性は高いと予想していました。

 

フラッシュバックに苦しむ奥さん

 

奥さんは関係修復の道が始まった後も、旦那さんの下着を触ることができず、時折フラッシュバックが起きて嘔吐や過呼吸になるという症状に苦しんでいました。

旦那さんもできる限り協力していましたが、今の状態では子供にも悪い影響がでると、旦那さんの方から別居を申し出てきました。

 

しかし、奥さんは「別居したら修復できる可能性がさらに低くなる」と拒否します。

こちらとしても別居をおすすめしていましたが、奥さんの決意は固く変わりませんでした。

 

私の感想としては、奥さんは自分の苦しむ姿を旦那さんに見せつけたかったのではないでしょうか。

奥さんの精神はかなり不安定なので、一度別居して落ち着いたら一緒に住むという形にした方がうまくいく可能性が高いです。

奥さんは「別居=離婚」と思い込んでいましたが、実際に別居して修復がうまくいった夫婦もいます。

 

カウンセリングは打ち切りに

 

半年ほどのカウンセリングを続けて、奥さんの希望でカウンセリングを打ち切ることになりました。

夫婦の関係も奥さんの精神状態も良い方向に変わらないので、これ以上カウンセリングを受けても意味がないと言われました。

 

これから別のカウンセラーを探すのか、自力で修復するのかはわかりませんが、奥さんが変わらない限りは今の状況を抜け出せないでしょう。

旦那さんはできる限りの努力をしていましたし、後は奥さんが変わるしかありません。

 

これまでとは違う夫婦の形を目指す

 

浮気されたら愛も冷めるでしょうが、生活上のパートナーとして割り切れば一緒に生活することはできます。

割り切って一緒に長い時間を過ごしていれば、これまでとは別の形で良い関係を築けるかもしれません。

情が移るというやつです。

 

修復が成功するかの鍵は、浮気した方が反省して行動を改めること、浮気された方も被害者意識を捨てることの両方が不可欠です。

被害者意識を捨てるというのは理不尽に感じるかもしれませんが、それをしない限りは改善に向かいません。

 

それによくよく思い返してみれば、浮気された人にも少なからず原因があったのではないでしょうか。

夫に冷たくしていたとか、感謝の気持ちを忘れていたとか、少しは悪い部分があったはずです。

 

夫の悪い部分にばかり焦点を当てず、「子供には優しい」とか「毎月ちゃんと家にお金を入れてくれる」など良い部分にフォーカスすれば見え方も変わってきます。

 

浮気されて辛い思いをしたのに、そこからさらに許す努力をするというのは、たしかに理不尽この上ないことです。

でも、関係修復の道を選んだのならば、それを覚悟の上で生活していかないといけません。

 

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