浮気相手に慰謝料を請求した場合、浮気相手がすんなりお金を払ってくれるとは限りません。

「不倫をもちかけてきたのはあなたの旦那が先だから、そんな金額はおかしい」

「そんな大金を一括では払えないから分割にしてほしい」

など揉めることがあります。

 

仮に100万円請求されて、ポンと現金で支払える人は少ないです。

特に経済的に余裕のない人の場合は、減額や分割を求めることが多く、話がこじれやすいです。

 

慰謝料を請求されて素直に払ってくれる人ばかりではありませんから、相手に拒否された場合のことも考えておく必要があります。

 

前提として大切なこと

 

まず、裁判まで持ち込まないようにしたいものです。

裁判にかかる手間と費用は相当なものなので、当人たちの話し合いで決着をつけるのが理想です。

 

次に、分割での支払いは認めない方がいいです。

月3万円づつを3年間支払う約束だったのに、途中で逃げられたというケースは後を絶ちません。

元々が不倫するような人ですから、分割にすればちゃんと払ってくれるだろうなどと期待しない方がいいです。

 

相手が途中で慰謝料を払わなくなった場合は、裁判所を通せば相手の給料を差し押さえることができます。

しかし、その手続きも簡単ではありませんし、そんなことで揉めていれば夫婦仲の修復もうまく進みません。

 

一括で支払わせるためにも、相手の支払えるギリギリの金額を見極める必要があります。

場合によっては、借金させてでも一括で払わせるようにした方がいいです。

 

浮気相手がもつ求償権に注意

 

求償権とは、浮気相手の女性が支払った慰謝料の一部を浮気夫に請求できる権利です。

例えば、浮気相手が奥さんに100万円支払った場合、浮気相手は旦那さんに30万円を請求することができます。

不倫は双方に非があるので、浮気相手だけが償うのは不公平というわけです。

 

でも、奥さんからすれば、旦那さんが支払うのは自分が支払うのとほぼ同じです(家計が同じなので)。

浮気された奥さんからすれば納得がいかないでしょうが、求償権を放棄させることは難しいです。

 

仮に放棄させても、旦那さんが裏でこっそり浮気相手にお金を渡していたケースもあります。

この場合のお金の流れは【旦那さん→浮気相手→奥さん】となってしまうので、慰謝料の意味がなくなってしまいます。

 

確実に慰謝料をもらうには

 

慰謝料には、傷つけられた奥さんがお金をもらうことと、加害者である浮気相手に償いをさせるという意味があります。

旦那さんから浮気相手にお金が流れることを防ぎ、きちんと浮気相手自身に償いをしてもらうにはポイントがあります。

 

それにはまず、今後の家計は奥さんが完璧に管理することです。

中には借金してまで浮気相手にお金を流していた浮気夫もいますが、大抵はこれでお金が流れるのを防ぐことができます。

 

あとは、踏み倒されるのを防ぐために浮気相手に一括で支払ってもらうことです。

奥さんはこれまで苦しめられてきたのですから、条件は奥さんに有利な形で設定しないといけません。

こちらが弱気なところを見せると、浮気夫や浮気相手はつけ込んでくるので毅然とした態度で要求することも大切です。

 

相手が条件を呑まない場合は

 

こちらが妥当な条件で請求しているのに、相手が拒否してくると泥沼の争いになってしまいます。

中にはゴネ得で逃げ切ろうとする人もいますから、気を緩めると逃げられてしまいます。

 

話し合いで決着をつけるには第三者の存在が重要です。

私の探偵事務所でも協議はよくやっていますが、浮気相手に

「奥さんの出している条件は妥当なものです。

もし拒否されて裁判になれば、裁判や弁護士費用など、これ以上の金額を負担することになりますよ」

と告げれば、その条件で納得してくれます。

 

浮気する人間は、自分が一番可愛く、心の中では自分は何をしても許されると思っています。

自分だけで慰謝料を請求しても開き直って拒否するかもしれません。

 

「慰謝料を支払わせる」というのは世間のイメージよりもハードルの高いことです。

浮気調査で証拠が出れば終わりではないので、その後のアフタフォローが充実しているのも良い探偵社の条件といえます。

 

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