探偵に浮気調査を依頼される時、既に夫婦仲は崩壊寸前までいっているケースが多いです。

自分の中で(夫は浮気している)と確信しつつ、そんな素振りは見せずに泳がせているようなケースだと探偵としてはありがたいのですが、そんな夫婦は少ないです。

 

大抵の場合は

「あんた浮気してるでしょ!?」

「はぁ?してねぇよ!証拠でもあるのか?」

「だったらこないだの○○はなによ!?」

という言い合いを散々と続けています。

 

こんな状態ですから、浮気している人は(こりゃあバレてるな・・会うときは気をつけないとヤバイぞ)と警戒しています。

探偵の立場から言わせてもらうと、不貞行為の証拠以外には価値がないので、中途半端に問い詰めたりはしないでいただきたいです。

 

でも、夫(妻)が浮気してるかもと感じたら、そんな冷静ではいられないですよね。

まあ、ある程度の警戒心をもった浮気者でも、(探偵をつけられていないだろうな)とまで考える人は少ないです。

特に、浮気相手と会っている時はカッコつけたいものですから、あからさまな警戒行動を取るわけにもいきません。

 

以前、車で尾行していた時に二車線の国道で、ターゲットの車が強引に反対車線に入って走り去ったことがあります。

アクション映画顔負けのドライビングテクニックを披露してくれましたが、ここまでやる人は色々な意味でヤバイです。

結局、この調査は成功したのですが、中には異常なほど警戒心が高まっている人もいます。

(そんなにバレるのが恐いなら会わなきゃいいのに)と思いますが、理性ではどうしようもないのでしょうね。

 

今回は、警戒心の高まった夫を調査することになった事例のご紹介です。

 

夫の浮気でエスカレートする夫婦喧嘩

 

相談に来られた奥さんには、旦那さんが浮気しているという確信があり、これまで何度も口論したそうです。

旦那さんと浮気女性が一緒にいたという目撃証言があり、旦那さんの家での行動も不自然な点が多いので、100%に近い確信があるみたいです。

 

「浮気してるでしょ!?」と追求されたときの言い逃れの仕方は簡単で、

「やってない、知らない、なんのことか全然わからない」

と言い続ければいいだけです。

 

小さい子供がイタズラした時に、

「あんたこれやったでしょ!?」

と怒っても

「ちがうよ、やってないよ!」

と言い訳しますよね。

浮気している人の心理もそれと同じです。

イタズラくらいなら追求すれば認めるでしょうが、不倫となれば最後の最後まで認めることはありません。

仮に認めても、本当に浮気相手と別れたのか怪しいものです。

 

あまり過剰に追求していると、逆に浮気した人が悪者にされることもあります。

 

子供に夫婦喧嘩を見られてしまう

 

6歳と4歳のお子さんがいますが、子供には喧嘩しているところを見られないように、子供が寝静まった後で旦那さんと話していました。

奥さんは(今日こそ浮気を認めさせる)という強い意気込みで臨んだものの、旦那さんは開き直ったように無視しています。

 

そんな態度に腹が立ち、これまで抑えこんできた怒りもあって奥さんの感情は爆発してしまいました。

一歩間違えば旦那さんを刺し殺してしまうんじゃないかと思うほどヤバイ状況で、奥さんはテーブルに包丁を突き刺したそうです。

 

それだけならまだよかったのですが、喧嘩の一部始終を目を覚ました子供が見ていて、泣き出してしまいました。

二人は「仲良くしてよ」と言いながら泣いて、下の子はぬいぐるみを奥さんと旦那さんに見立て仲直りさせるオママゴトもしているそうです。

 

旦那さんはそれでも浮気を認めず、奥さんをキチガイ扱いする始末です。

そんな状況に耐えかねて探偵に来られたのでした。

 

警戒心の強い夫から浮気の証拠を掴む

 

旦那さんは浮気がバレていることを自覚していますから、浮気相手と会っているときも警戒しています。

妙にキョロキョロしたり、変なフェイントをいれたり・・きっと浮気相手も不自然に感じているでしょう。

ラブホに入る時は、泥棒が侵入するみたいに不意をついてサササッと入っていきました。

しかし、出てくる時は気が緩んでいたのでしょう。

その場面を撮影させてもらいました。

 

それにしても、浮気された人が苦しんでいるのはまだしも、子供まで巻き込まれているケースは聞くだけでも辛いです。

奥さんと子供を深く傷つけながら浮気相手と楽しそうに喋っている旦那さん、家庭の状況を知ってか知らずか不倫関係に納得している相手の女性・・

 

(こいつらこそキチガイだ!)と誰しもが思うでしょう、カッとなりやすい人なら胸ぐら掴んで一発ぶん殴るかもしれません。

 

浮気している人は心のどこかで自分の行動を正当化しているものです。

すでに夫婦仲は冷めているからとか、俺の働きで家族は飯を食えているんだからとか、みんな結構やってるしとか・・言い訳の内容は様々ですが、そんな言い訳はその人の中でしか通用しません。

 

証拠を渡して離婚へ

 

また修羅場にならないように、旦那さんと浮気相手を事務所にお呼びして証拠を提出、奥さんは離婚と慰謝料を望んでいることをお話しました。

 

奥さんはこれまでは、旦那さんが浮気をやめるなら離婚はしないでおこうと思っていたそうですが、嘘をついたり言い訳ばかりする姿を見て、この人とは一緒に生活していくことはできないと決めたそうです。

 

その後、奥さんは子供と一緒に実家に帰って、郵送で離婚に関するやり取りをしています。

 

奥さんは夫婦喧嘩しているところを子供に見せてしまったことをすごく悔やんでいました。

それなのに旦那さんは奥さんを悪者にして、裏では浮気相手とラブラブしていたわけです。

たしかに、やり直すのは難しいでしょう。

 

もっと早い段階でケリを着けていれば離婚まではいかなかったかもしれません。

何が何でも自分を守ろうとする旦那さんの気持ちもわからないではないですが、妻子より自分が大事なら離婚して正解かもしれないですね。

 

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