浮気の証拠とは不貞行為をしたことを証明する物なのですが、具体的にどんなものが浮気の証拠になるのかは漠然としています。

自分では浮気の証拠だと思っていたものが、実際は証拠として認められずに苦労した人は案外多いのではないでしょうか。

 

100%確実なのは、不貞行為をしている真っ最中の姿を撮影することですが、そんなことができるはずありません。

例外的に、自宅に浮気相手を連れ込んでいたケースで、こっそり小型カメラを設置して、真っ最中の姿を撮影できたことはありますが、それは極稀なケースです。

大抵の場合、密会している場所はホテルか浮気相手の自宅ですから、真っ最中の姿を撮影することは不可能です。

 

そこで、法律上は「不貞行為をしたと強く推認できる状況」を浮気の証拠としています。

法律の原則は「疑わしきは罰せず」と逃げる側に有利なので、浮気を証明するのは一般的に思われているより、かなりハードルの高いことなのです。

 

探偵に任せれば万事OKではない

 

探偵事務所に相談に行ったら

「うちにお任せいただければ確実な証拠を掴みます」

「私たちはプロなので安心して全てお任せください」

などと言われるでしょう。

 

でも、本当に全て任せて大丈夫なのでしょうか。

実際によくあるのは、ターゲットが異性とシティホテルに入る写真を撮影するケースです。

エレベーターに一緒に乗る姿を撮影して証拠として提出する探偵もいますが、それは不貞行為の証拠とは言えません。

 

それくらいの証拠で裁判を起こすのは難しいですし、本人に問い詰めたところで、

「一緒にエレベーターに乗って別々の部屋に泊まったんだ」

と言われたらおしまいです。

 

密会の現場がシティホテルならば、同じ部屋に入る場面まで撮影しないといけません。

それでも

「同じ部屋に入ったけど、やましいことはしていない」

と言い訳されるかもしれませんから、その他の状況証拠で外堀りを埋めておく必要があります。

 

「疑わしきは罰せず」という原則がある以上、逃げる方が圧倒的に有利なんです。

浮気を証明する側には高いハードルが設定されているので、「確実な証拠を取る」というのは口で言うほど簡単ではありません。

探偵側の言い分もわかる

 

私も同じ仕事をしているので、契約を取るために

「うちに任せてもらえれば、絶対に大丈夫ですよ」

と言いたくなる気持ちはわかります。

 

浮気調査は依頼をいただいた期間のターゲットの行動を記録に残すことが仕事です。

なので、調査期間のターゲットの行動を全て報告書にまとめれば、一応は依頼を真っ当したことになります。

 

でも、依頼する側からしてみれば、重要なのはその報告書を使って何ができるか、ということなんですよね。

 

先程の例のような

「女性と共にシティホテルのエレベーターに乗った」

という報告だけでは不十分で、もう一歩踏み込んで証拠を撮らないといけません。

 

探偵は、依頼された期間のターゲットの動きをただ報告するのではなく、裁判でも有効になるような証拠を取れるように努力しないといけません。

 

ショボい探偵だと、どれだけの証拠があれば裁判で勝てるかも理解していないみたいです。

そんな探偵に当たらないように慎重に選んでください。

 

不貞の証拠が取れなかった場合は

 

調査期間に怪しい動きを全く見せなかった場合は諦めるしかありません。

それで調査期間を延長したり、別の探偵に頼むようなら際限なくお金がかかってしまいます。

 

問題は、それなりの証拠は取れたけどこれだけでは不十分、という場合です。

例えば、ターゲットの夫が浮気女の自宅に出入りする写真などです。

かなり疑わしいですが、100%不貞行為をしているとは言い切れない状況です。

 

ここで、この写真を武器に

「これはどういうこと!?

浮気したのを認めなさいよ!」

と言っても逃げられるかもしれません。

 

このような、あと一歩という状況であれば調査を延長する価値があります。

1回や2回出入りする写真だけでは、言い訳されればおしまいですが、出入りする回数が4回も5回もなると相当親密な関係だと証明できます。

親密な異性ということは不貞行為に及んでいる疑いも高く、証拠としての価値が高くなります。

 

必要なのは裁判で勝てる証拠

 

浮気している人に自白させるには

「この証拠があれば裁判になってもこちらの勝ちは確実です。

だから、あなたのためにもここで認めてください」

と持ち込むのが一番です。

「裁判でも勝てる」というのがポイントです。

 

どんなに言い訳がましい人でも、弁護士のお墨付きで自分の敗北確定となれば自白します。

 

浮気調査を依頼するときは、その探偵がどこまで踏み込んだ調査をしてくれるのか、ということを見極めないといけません。

調査は踏み込んでいくほどリスクが高まり、それ相応の準備が必要になりますから、誠実でない探偵も後を絶ちません。

 

依頼する前に、無料相談で気になる点は気兼ねなくどんどん聞いた方がいいです。

それで嫌な顔をされるようであれば、そこには頼まなければいいだけのことです。

 

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