ストーカー被害の依頼は年々増えています。

 

最近ちらほら

「警察にストーカー被害を相談していたのに対応してくれなかった」

と報道されることがあります。

 

状況次第では、警察が警告を入れてくれることもありますが、相手の身元がわかっている必要がありますし、逆にエスカレートさせてしまう可能性もあります。

ストーキングする人はガチのヤバい人ですから、生半可な対処では意味がありません。

 

警察や裁判所などの公的な組織に動いてもらうには証拠が必要ですから、まずは探偵の出番になります。

「ストーカーされたら探偵に相談するべき」と知っている人はまだ少数派ですが、少しづつそういう認識も増えているようです。

 

マスコミは警察の対応を批判することがありますが、個人的には仕方がないことだと思います。

具体的な被害が起きていないのに警察が対応していたら、警察官が何人いても足りません。

探偵への依頼でも、依頼主の勘違いや被害妄想だったというケースはごまんとあります。

 

しかし、時にはストーカーを放置したばかりに最悪の事態になることもあるので、楽観視するのは危険です。

今回は、引退したホステスを付け狙うストーカーを調査した時のお話をご紹介したいと思います。

 

元客がストーカーになった?

 

相談に来られたのは30代の女性で最近まで夜のお店で働いていたそうです。

お店を辞めた直後から、自宅のドアノブに汚物入りの紙袋がかけられていたり、宅配便で卑猥なグッズが送られてくるなどの嫌がらせが始まったそうです。

 

最初は引っ越しを考えていたものの、数日前に夜道で追いかけられたことや、ストーカーされていた女性が殺害されたニュースを見て不安になり、探偵に相談に来たそうです。

元客の誰かが犯人だと思うものの、特定はできないとのことでした。

 

周囲の人に相談しても

「君もそういう仕事をしていたんだから自業自得でしょ」

と言われるそうです。

 

この対応の良し悪しは別として、警察官が護衛するわけにもいきませんから、探偵が証拠を撮る必要があります。

証拠があれば、警察に逮捕してもらったり、慰謝料を請求したりすることも可能です。

 

ストーカー行為は段々過激になる

 

ストーカー関連の調査は浮気調査に比べると少数ですが、緊迫感は浮気調査より強いです。

 

浮気する人の思考回路はまだ理解できますが、ストーキングする人の考えは完全に意味不明です。

見るからにヤバそうな人がストーキングしているならまだしも、一見ちゃんとしていそうな人がストーキングしていることもあるので恐いものです。

 

専門家の話によると、過去に虐待やいじめなどの辛い経験のある人がストーカーになりやすいそうです。

ストーキングしても意中の人に振り向いてもらえる可能性は0ですし、犯罪行為だとわかっていながらやっているのですから、精神がかなりヤバいところまできています。

心が病んでいるのは間違いないので、ストーキングなんてやめて早く病院に行ってほしいものです。

 

今回のケースでも、最初は汚物を送りつける嫌がらせだったのが、手紙が送られてきたり、実際に追いかけられるようになり、段々と過激化しています。

 

依頼主は一度だけ手紙を読んだそうですが、身の毛がよだつほど恐ろしい内容だったそうです。

時間が経つほどに加害者の感情も危険度も上がっていくので、できるだけ早い段階でケリをつけることが大切です。

 

ストーカーの尾行は難しい

 

ストーカー被害で探偵が行う調査は浮気調査とさほど変わりません。

ストーカー行為を行っている現場を撮影して、ストーカーの身元を明らかにすることです。

加害者の所在や証拠があれば警察も動いてくれます。

 

ただ、ストーカーに気付かれずに尾行するのは簡単なことではありません。

ストーカーは被害者にバレないように気を張りつめていますから、こちらの存在に気付かれないよう細心の注意を払わないといけません。

 

ストーカーを見つけるには

 

ストーカーは被害者が嫌がっている反応を直に見たがるものなので、被害者の周囲に必ず現れます。

ある程度の経験を積むと、パッ見で

「あっ!あいつがストーカーっぽいな」

と、怪しい人間を判別できるようになります。

 

逆に、探偵の存在がストーカーにバレるとまずいので、調査員や車両を頻繁に変えることは大切です。

 

今回の調査では、ストーカーが汚物入り紙袋をノコノコと持って現れたので、早々に決着をつけることができました。

他にも、依頼主の車のドアに手紙を挟んだりと色々やっていました。

これらの行動も立派なストーカー行為です。

 

探偵の存在を警戒している浮気者はいますが、探偵を警戒するストーカーはほとんどいませんから、調査がうまくいくことも多いです。

 

ちなみに、ストーカーの男性は元客ではなく、新入りのボーイだったそうです。

依頼主は、

「ほとんど話したことがないのに、なんで!?」

と言っていました。

 

他人の感情なんてわからないものですから、思わぬ人がストーカーになることもあれば、いきなり恐ろしい行動に出ることもあります。

とにかく、早めに対処することが大切です。