浮気をするとどうしても違和感が出てしまうもので、配偶者に悟られず隠し通すことはほぼ不可能です。
携帯もパソコンもない時代で、帰宅するのは毎日深夜、休日も接待ばかりというモーレツサラリーマンが当たり前という時代なら隠しやすかったでしょう。
しかし、そんな時代でさえ浮気はバレていたのですから、結局隠し通すのは無理なんです。
知人から聞いた話ですが、浮気相手の女が手紙を送ってきて長年の浮気がバレたケースがあります。
手紙の内容が浮気を匂わせるものだったので発覚したのです。
せっかく旦那さんが頑張って隠してきたのに、なんでそんなバカなことをしたの?って感じです。
旦那さんもその手紙を大事に保管していたので、どっちもどっちですが(-_-)
浮気現場を見られないために2つ隣の市まで毎回出かけていた男性・・彼は浮気相手と一緒にいる場面を偶然知り合いに見られてしまいました。
その知り合いは奥さんにバラさないことを条件に金銭を要求してきたので、どこに落とし穴があるかわからないものです。
半年とか1年ならば隠し通すこともできるでしょうが、人間の注意力は持続しないものですし、不測の事態は必ず起きます。
本人がバレない努力をしても、浮気相手がポカをすることもあれば、わざとバラそうとすることもあるんです。
浮気がバレるきっかけはたくさんありますが、一番ネックになるのは携帯電話です。
コソコソすればどうしても怪しさが出てしまいます。
コソコソしないためには、浮気相手との連絡は最小限に抑えて、履歴は毎回削除しないといけません。
浮気物のドラマでも
「連絡は会う直前だけにしましょう」
なんて約束をしているお話がありますね。
現実にこれをやっている不倫カップルはほとんどいません。
どうしても連絡を取りたくなるのが人情です。
最初は神経を張り詰めて注意していても、(なーんだ、意外とバレないもんじゃん)と高をくくって注意力が下がっていきます。
普段の生活で怪しさを出さないためには、携帯を肌身離さず持ち歩くのもダメ、ロックをかけるのもダメです。
それでもしも、自分がお風呂に入っているときに携帯が鳴ったら・・??
(ヤバい!浮気相手からだったらどうしよう!???)と動揺してしまいますよね。
その動揺を悟られてもアウトです。
そんな神経がすり減るような生活を何年も続けられますか?まず不可能でしょう。
思わぬ経路からバレることも
年代が若いほど携帯が浮気発覚のきっかけになっています。
メールもできないという方は着信にだけ気をつければいいので、比較的バレません。
過去に調査をした60代の男性、彼は浮気相手との連絡手段を最小限にとどめていました。
その連絡手段というのがなんと”手紙”です。
「○月○日、○○駅で待ち合わせしましょう」
という内容の手紙を送るだけです。
浮気相手からの返信は禁止なので、もし用事で来れなかったりすると、旦那さんは待ちぼうけになります。
この連絡手段で3年以上も浮気を隠してきた旦那さんですが、思わぬところから浮気がバレてしまいました。
ある日、奥さんが家の掃除をしていると、街のガイドブックが出てきたそうです。
(なんであの人がこんな本を?)と不審に思う奥さん・・旦那さんに本のことを聞いてみると動揺した素振りで
「あれは気まぐれで買っただけだよ」
と言ったそうです。
この奥さんはかなり天然な方でしたが、あの時の旦那さんの動揺ぶりには違和感があったそうです。
それで後日、旦那さんをこっそり尾行したら女と会っているのがわかりました。
不倫デートも男性が引っ張るものですから、旦那さんも情報収集を頑張っていたのでしょう。
その熱心さが裏目に出てしまったわけですが(-_-)
疑惑の芽は段々大きくなる
妊娠している人は妊婦を見かけやすいという話をご存知でしょうか。
頭の中に「妊娠」というキーワードが生まれると、脳は妊娠に関する情報を無意識に集めるようになるのです。
同じように「浮気」に関して疑いをもった人は浮気に関する情報を集め始めます。
テレビや雑誌で不倫の情報を積極的に見るようになり、疑惑の芽はどんどん成長していきます。
そして大きくなった疑いは確信に変わって、行動を起こさずにはいられなくなります。
つまり、浮気を隠そうと思うなら一度でも疑いをもたれたらアウトということです。
現代は、スマホやクレジットカード、GPSやICレコーダーなと浮気を暴く手段が溢れていますから、疑いが確信に変わるのは時間の問題です。
浮気するのは勝手ですが、バレた時の覚悟はしておかないといけません。
本当に隠す気があるのか
浮気調査をしているとたまに目にするのが、(この人本気で隠す気があるのか?)という人です。
すごく脳天気な性格ということもありますが、本人が浮気発覚を望んでいることもあります。
最初は好きで始めた不倫関係ですし、隠す気もあったのでしょう。
でも、時間が経つにつれて苦しくなって、でも浮気相手と別れることもできなくて・・というジレンマに陥ります。
戻れる家庭があるのなら戻ればいい話なので、(バレたらバレたでいいや、そうなれば踏ん切りもつくし)と思っている浮気者も一定数います。
特に、浮気夫と未婚女性の不倫カップルの場合、家庭に戻りたくなる浮気夫は多いです。
離婚して再婚し新しい家庭を築くというのは凄まじいことですしね。
こういう浮気夫って、本心では浮気が終わるきっかけを求めているのでしょう。
そのきっかけを作るのは被害者や探偵の役目なのです。
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