見積り

 

事務所で待機していると、トゥルルルーと電話が鳴って

「おたくで浮気調査を2週間したらいくらかかります?」

と聞かれることがあります。

 

「2週間だと大体60万円くらいです」

と明確に答えることはできません。

日数が14日でも、稼働時間が何時間になるかわからないからです。

 

探偵はそれぞれの会社ごとに料金体系がちがいます。

まず大きくわけて、日割りなのか時間割りなのかというちがいがあります。

1日あたり8万円というところもあれば、1時間あたり1万円というところもあります。

私の勤めている会社は時間割りです。

 

料金体系に縛られず、依頼主の話を聞いて

「その調査でしたら○○万円でこのような調査をしましょう」

と提案する業者もあるでしょう。

 

別にどれがお得という話ではありません。

例えば、退社後に旦那さんが浮気相手と会っているとしましょう。

ターゲットが定時で退社して真っ直ぐ帰ると、1時間ほどで終わる日もあります。

それなのに日割りで1日分の料金がかかるのは勿体ないですね。

 

ターゲットが退社後に浮気相手と会っているという確信があるのなら、時間割りの方がお得になります。

逆に、仕事の合間や休日など、どのタイミングで会うのかわからないのであれば、常にターゲットを見張る必要があるので日割りの方がいいでしょう。

 

日割りで調査している業者に、時間割りでやってくださいと言うのは難しいと思います。

 

料金体系や諸経費の話はややこしいですが、依頼主の立場からするとあまり重要ではありません。

それより大事なのは総額でいくらなのか、信頼できそうか、ですよね。

それを判断するには、ご自分の目と足で複数の業者を回ってみるしかないと思います。

 

探偵事務所に面談に行って、その場の勢いで契約してしまうのはリスクが大きいので、即決しない前提で行きましょう。

こちらからしても、電話やメールより直接話をした方がコミュニケーションが取りやすいです。

 

探偵は車や電化製品のように数字で性能を比較することができないので、最終的には見積りの金額と、探偵の人柄や事務所の雰囲気が決め手になります。

 

ターゲットの動きは予想外

 

時間割りの場合、50時間調査するなど設定して金額を見積ります。

退社後~帰宅までを絞って調査することもありますが、一旦帰宅してまた出かけることもあれば、休日にフラッと出かける可能性もあります。

 

時間割りだと、どこからどこまでを追うのかを決める必要があり、チャンスを逃すことも考えられます。

真面目な探偵ならムダな時間が発生しないように工夫でするでしょう。

でも、不真面目な探偵だと「契約ではここまでだから」とムダな時間をかけたり、時間をかけるべきところで打ち切ってしまうことも考えられます。

 

一日中みっちり尾行した方が成功率が上がるのは当然ですし、日割りの方が料金は明確になります。

 

料金は決め手にならない

 

相場の2倍も3倍もふっかけてくる業者は別にして、20~30万円ほどの差であれば、安さは判断基準になりません。

浮気調査の結果は証拠が撮れるか撮れないかの100か0かなので、数十万円をケチったばかりに料金がすべて無駄になることも考えられます。

 

法外な料金を請求する業者も問題ですが、安すぎる業者にも裏があると思います。

 

そもそも低価格にするには、人件費、機材、広告費のいずれかを抑えるしかありません。

浮気調査は2~3人で行うものなので、それなりの人件費はかかります(1人でやっているところもありますが成功率は落ちます)。

安すぎる給料でベテラン社員が育つかも疑問です。

 

機材にかけるお金をケチったら証拠の質は必ず落ちます。

どこまで接近できるか、どれだけ鮮明に撮れるかは機材の性能に左右されます。

 

低価格で仕事を受けるならば薄利多売になるので、多くのお客さんを呼び込む必要があり、そのためには広告費は欠かせません。

探偵業には固定客やリピーターなどほとんどいませんし。

 

結果的に、安すぎる探偵社はどこかで投資を削っているわけです。

それが企業努力なのか、成功率を無視しているのかはわかりませんが、やっぱり安すぎるのは考えものです。

3社くらいで見積もりを取れば相場はわかりますから、高すぎや安すぎには要注意です。

 

成功報酬の探偵は?

 

成功報酬って依頼主からすれば理想のシステムでしょう。

証拠がなければ0円、証拠が出ても慰謝料で元は取れるわけです。

成功報酬で頑張っている探偵社もあるものの、気を付けるポイントもあります。

 

まず、「成功」とはなんなのかです。

依頼主が考える成功とは裁判でも使える決定的場面の写真でしょう。

でも、探偵が想定している成功は、二人で食事している写真とかかもしれません。

 

依頼主は不貞の証拠を撮れると思っていたのに、探偵から

「旦那さんが女性と食事している写真を撮りました。

成功報酬で100万円いただきます」

なんてことになったら・・。

旦那さんを白状させることも、慰謝料を取ることもできず、ただ100万円失っただけになります。

 

探偵社もビジネスでやっているので、利益や効率を重視します。

とりあえず成功報酬という形で依頼を受けて、証拠が撮れそうな案件は頑張って、撮れそうにない案件は力をいれません。

そうなると放置される依頼主もでてきますが、探偵はまだお金をもらっていないのですから、努力する義務もないのです。

 

成功報酬はリスクがないように見えて、実はあるんです。

でも、成功報酬がすべてダメと言っているわけではないので、具体的にどういうシステムなのか聞いてみるのもいいと思います。

 

進捗状況は聞ける?

 

依頼主からすれば、今調査がどれくらい進んでいるのかってすごく気になるでしょう。

依頼主から探偵に伝えたい情報がでてくることもあります。

 

真面目にやっていない探偵社だと、進捗状況を聞いても

「まだ現場から報告はあがってないですねー」

と対応されることもありますが、調査期間が終わるまで何も聞けないというのはあんまりでしょう。

 

進捗の報告なんて数分で終わることですし、張り込んでいる時間が大半なのですから、それくらいの報告はできると思います。

 

契約するまでは優しかったのに、契約すると対応が適当になる業者もあるでしょう。

それで証拠が撮れるのならまだしも、撮れなかったら失うのはお金だけではありません。

 

浮気調査はそれなりのお金とリスクを背負って依頼するのですから、どこに依頼するのかは慎重に慎重を重ねて選ぶべきです。

結果的には、たくさんの業者を比較して判断するしかありません。

気の重い作業ですし、どんなに比較しても100%成功する保証はありませんが、結局それしかないないのです。

 

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