怒り

探偵の業界は男性が多く、大半が独身です。

それは数多くの浮気妻を見てきて女性不信になったからというのが一番の理由です。

私も20歳くらいの時から探偵事務所で働いていて、星の数ほど浮気妻を見てきたので結婚願望はありません。

 

ただ、結婚に夢をもてないのはそれだけが理由じゃなくて、「キレた女性が恐いから」というのもあるんです。

浮気された奥さんの浮気女への怒りは凄まじいもので、本当に事件になるんじゃないかと思ったことも何度もあります。

そういう人間の裏の顔や本性を見ていると、どうしても他人と一緒に生活することができないんですよね(-_-;)

 

今回は浮気された奥さんが浮気相手にブチギレして、とことん相手を追い詰めた事例をご紹介します。

 

同じ会社の女と浮気する旦那さん

 

旦那さんの浮気癖はきわめつきのもので、奥さんが把握しているだけでもこれが4回目の浮気だそうです。

これまでは自力で白状させたり、浮気現場に乗り込んだりして解決してきたものの、今回は絶対に許さないと意気込んでいます。

相談に来られた時は、身なりがきちとんとした丁寧な印象の方でしたが、

「あの女を地獄に落とさないと私の気は収まりません」

と言い切った奥さんの目には迫力がありました。

 

奥さんがそれほどまでの怒りをもったのにはこんな経緯があるそうです。

奥さんは旦那さんの忘れ物を届けるために会社に行ったことがあります。

その時、ロビーですれ違った女性社員が奥さんの顔を見るなりハッとしていました。

忘れ物を届けおえて帰るときもその女性とすれ違ったのですが、その女は品定めするような目つきで奥さんを見つめて、「フンッ」と鼻で笑ったそうです。

その瞬間に奥さんも確信したそうです、「あの女が浮気相手なんだ」と。

 

旦那さんの浮気癖が治らないのは諦めているものの、あの女だけは絶対に許さないと探偵に依頼する決心をしたそうです。

 

浮気女からの挑発行為は危険

 

奥さんに対して挑発的な行動をとる浮気女には特徴があります。

それは、「本気で旦那さんのことを好きになっている」ということ。

遊びの関係であれば、リスクの高い挑発行為をするはずありません。

 

そして、挑発する女は大抵がヤバい奴です。

挑発や嫌がらせは、最初は軽いものから始まって段々とエスカレートしていきます。

自宅に無言電話をかけたり、怪文書や不気味な郵便を送りつけたり、時にはホテルで寝ている旦那さんの写真を送ってくる女もいます。

 

奥さんがこの挑発にのってしまったら相手の思う壺です。

浮気女は女性として自分の方が優れていることを証明したいので、不安定になった奥さんを嘲笑っています。

そして旦那さんに

「奥さんってうつ病なんじゃないの?あなたも大変よね・・」

なんて言っているのですから、開いた口が塞がりません(-_-;)

とにかく、浮気女からの挑発はスルーが鉄則です。

 

奥さんの怒りが爆発!

 

話を戻しまして・・浮気調査の結果、初回で不貞の証拠を撮ることができ、奥さんにお渡ししました。

慰謝料請求の件で弁護士に頼みますか?という話をしようと思ったのですが、奥さんにそんな心の余裕はないようです。

 

「この写真をもって夫の会社と女の実家に怒鳴り込みます!」

と言うのです。

奥さんはこれまでずっと、どんな復讐をすれば浮気女が最も苦しむかを考えていたのでしょう。

その結論が、職場と親にチクることだったのです。

 

怒鳴り込むかどうかは奥さんが決めることですが、奥さんが名誉棄損で訴えられる可能性もあります。

それに浮気女の会社も「不倫したからクビ!」とは言えないはずです。

 

奥さんに怒鳴り込むことのリスクの高さと効果の低さを説明しましたが、説得することはできませんでした。

 

奥さんいわく

「夫の浮気相手が見ず知らずの女であれば私もここまでしません。

でも、あの女が私を見下すような目で見ていたことがどうしても許せないんです」

だそうです。

 

「そうですか、それじゃあ今後のことは自己責任でお願いします」という感じでお見送りしました。

 

その後どうなったのか

 

後にメールをもらったんですが、奥さんは本当に会社に怒鳴り込んだそうです。

旦那さんの上司のところに行き、「この会社は社員の不倫を容認してるんですか!?」とか言ったのでしょう。

 

職場もさぞざわついたでしょうね。

上司が旦那さんと浮気女を呼び応接室で話し合ったそうです。

旦那さんは探偵に写真を撮られたことも驚きですが、その写真をもった奥さんが会社に来たのですからさらに驚愕したでしょう。

 

奥さんは浮気女に、謝罪文を書くことや慰謝料を支払うこと、会社を辞めることを要求したそうです。

女は終始泣きっぱなしで、上司も「そのような理由で解雇はできませんので・・」と言います。

奥さんもこのままじゃ埒が明かないと思ったのか、この要求が呑めないなら次はあんたの親に会いに行くと言い残して帰りました。

 

その後、浮気女から連絡があり、奥さんは慰謝料と謝罪文を受け取りました。

慰謝料は請求した額の半分にも満たないものの「これが精一杯の金額ですので」と言われて奥さんも許してやったそうです。

会社も退職したようですが、浮気女が自分から辞めたのでしょう、さすがに居辛いでしょうからね。

 

ちなみに、浮気女はバツイチ子持ちでした。

そんな状況なら恋愛するにしても未婚の男を狙えばいいのに、なんで既婚者で一回り以上年上の旦那さんと付き合うのでしょう(-_-;)

 

後日、浮気女から探偵事務所に連絡があり

「人の不幸で商売をして楽しいですか?

あなた達を絶対に許しません」

と言われました。

「ああそうですか」という感じで切りましたが、彼女は自業自得という言葉を知らないのでしょうか。

 

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