謝らない

浮気がバレても、最後まで嘘を突き通そうとするのは当然の心理だと思います。

浮気における「負け」とは、言い逃れできない証拠を掴まれることです。

どんなに疑わしい証拠があっても言い訳できる余地があるうちは逃げ続けます。

 

そもそも嘘というのは、1回つくと2回3回と上塗りしてしまうものですし、嘘の回数が多いほど引っ込みがつかなくなります。

なので、浮気している人が

「やってない、知らん、証拠でもあるのか?」

と言うのは仕方ないと思います。

でも、言い逃れできない証拠がでたのなら素直に降参してほしいものです。

 

探偵は嘘つきを追いかけるのが仕事ですから、そういう人を星の数ほど見ています。

重症の嘘つき人間はそれこそ息をするように嘘をつきますし、あまりに流暢に嘘をつくので、第三者が見れば騙されてしまうかもしれません。

一般人同士で言い争いしているうちはゴネ得もありえますが、探偵や弁護士がでてくればおしまいです。

早々に認めて謝罪した方が本人のためにもなります。

 

どうしても認めない場合は裁判までいきますが、それで一番困るのは浮気した本人です。

今後も離婚しないつもりなのなら尚更、嘘が長引くほど関係がこじれてしまいます。

今回は、浮気の証拠がでたあとも不貞があったことを認めず、調停までもつれこんだ事案をご紹介したいと思います。

 

旦那さんが会社の女と浮気している

浮気

旦那さんの浮気相手は同じ会社の女性で、二人が食事する写真やホテルに入る写真を複数撮影しました。

奥さんの希望で浮気相手の身元も調べ、奥さんはまず浮気相手と話すことを希望しました。

 

奥さんは女の自宅を訪れたのですが、そこには自分の子供と同い年くらいの男の子がいたそうです。

浮気相手は奥さんの来訪に驚きつつも、

「旦那さんとは仲良くさせてもらっているけど、肉体関係はない!

だから慰謝料なんて払えない!」

と頑なに主張します。

 

奥さんが

「あなたにもお子さんがいるし、私も穏便に済ませたい。

今認めて謝罪してくれれば、いくらかの譲歩はする。

こちらには浮気の証拠があるから嘘をついても意味がない」

と言っても、浮気女は絶対に認めません。

 

そして浮気女はなにを血迷ったのか

「これ以上言いがかりをつけるなら出るとこに出るわよ!」

と言ってきたそうです。

奥さんはこれ以上こいつと話しても意味がないと引き上げ、メールで状況を教えてくれました。

 

すぐに「裁判だ!」「不当請求だ!」と言う人は、大抵口先だけで実行したりはしないので、私も

「裁判なんて起こさないと思いますよ」

と話していました。

しかし大方の予想を裏切り、本当に浮気女が裁判を起こしてきたのでビックリしました(-_-;)

 

調停で話をつける

調停

どうやら浮気女は奥さんの「証拠がある」という言葉を信じていないようです。

嘘つきの人間ほど他人の言葉を信用できないものですよね。

何らかの証拠があったとしても言い逃れできるレベルだと思っているのかもしれません。

 

訴えられた以上こちらも黙っていられないので、奥さんも弁護士をつけて反訴することになりました。

 

裁判に入る前には「調停」という段階があり、調停委員を交えて話し合いをする必要があります。

調停で話がまとまるくらいなら最初から裁判なんてしないので、調停で決着がつくケースは稀です。

しかし、今回の場合はこちらに確実な証拠があるのですから裁判までもつれこむ意味がありません。

 

調停の場で、浮気女は

「自分は不貞行為なんてしていない。

旦那さんとは同僚として親しくしているだけで、不倫なんて言われるのは心外だ!

プライベートでは会ったことすらない!」

と主張したそうです。

 

浮気女があまり流暢に話すので、話を聞いていた調停委員も

(ここまで断言するんだから本当に浮気はなかったのかも)

と思ったことでしょう。

 

しかし次の瞬間、奥さんの弁護士がドサッと証拠の山を提出して空気が変わりました。

顔がはっきり写ったもので、食事している写真やら、腕を組んでホテルから出てくる写真やらが提出されます。

 

調停委員も

(えぇっ!?こんな証拠があるのに言い訳してたの!?)

と思ったことでしょう。

浮気女も

(まさかこんな写真を撮られていたとは!!?)

と思ったはずです。

 

浮気女は流暢に嘘をつけば逃げ切れると思ったのでしょうが、有無を言わさず降参させるのが証拠です。

調停委員も浮気女に対して

「本当に裁判するんですか?」

と尋ね、浮気女はそこで白状したそうです。

 

旦那さんにも謝らせたい

謝らせる

多少面倒はありましたが、奥さんは浮気相手から慰謝料と謝罪を勝ち取ることができました。

当然、浮気相手との争いは旦那さんも知っていましたが、浮気相手と同じく不貞を否定していました。

 

しかし、浮気女が白状したので旦那さんも認めざるを得ません。

奥さんが調停の結果を伝えると旦那さんは一応謝ってきたそうです。

しかし、全く誠意の伝わらない謝罪で

「あーあーすみませんでしたー」

という感じだったそうです。

 

まあ、旦那さんの気持ちもわからないではありません。

愛人を失いプライドもへし折られたのですから、へそを曲げてスネたくなったのでしょう。

だいたい、これまでずーっと嘘をついてきた旦那さんですから、今さらどんな謝罪をしても信用することはできません。

 

さらに旦那さんは子供に対して

「ママはパパと離婚したいんだって。

パパは家族3人で暮らしたいだけどね・・」

と言ったそうです。

旦那さんの、自分のことを棚に上げる態度に奥さんも激怒して、離婚を決意されました。

 

ちなみに、最初に奥さんが浮気相手の自宅を訪れたとき、探偵の証拠を持参していれば調停にもならなかったと思います。

その時、証拠を見せられなかったので、調停で見せることになりました。

浮気女も調停委員の前で嘘を暴かれ、証拠写真を出されたのですから赤っ恥でしょう。

 

浮気されている人の中には、

「謝ってほしい」、「二度と浮気しないと誓ってほしい」

と言う人もいますが、形だけの謝罪に価値はありません。

人間いざとなれば土下座でもなんでもするし、涙だって流します。

簡単に信用してしまえば再び裏切られるのがオチですから、一度とことん戦った方がいいです。

そして、どうしても反省の色がないようなら離婚もやむなし、です。

 

<おすすめ記事>

>>浮気を放置しても悪化するだけ、被害者が動かないとおわらない