浮気相手に会う

前回は、浮気した旦那さんに怒りをぶつけるパターンを書いたので、今回は浮気相手に直接会いに行くことについて書きたいと思います。

 

まず、当たり前といえば当たり前なのですが、証拠がない時点で会いに行っても

「変な言いがかりつけないでください。警察呼びますよ」

と言われるのオチです。

それで本当に警察のお世話になった事例もあるので洒落になりません。

余計に怒りがこみ上げて、複雑な状況になってしまうので、証拠がないなら会うべきではありません。

 

ある奥さんは探偵が撮影した証拠写真を手に浮気相手の自宅に乗り込みました。

そこには浮気相手の女友達もいたそうですが、お構いなしに

「話があるからちょっと来なさい」

と言って、自分の車に連れ込んだそうです。

 

車に乗るまでは、

「このオバサン頭おかしいの?マジキモいんですけど」

などと言っていた浮気女も、言い逃れできない証拠を見せられると泣きながら詫びてきたそうです。

 

浮気女は号泣しながら、自分も複雑な境遇で辛かったことをクドクドと話し出したそうです。

ついには、浮気女の出生から幼い頃の家庭環境の話になったそうです。

 

奥さんは何も言わず話を聞いたそうで、浮気女はひとしきり話した後に、

「私も女だから、奥さんの辛さはわかります!!」

と言ったそうです。

 

いやいやいや(^_^;)

奥さんを傷つけた張本人はあんたでしょ。

それにさっきまで奥さんのことを、キモいとかキチガイとか言ってたじゃん!

とツッコミどころ満載です。

 

その奥さんは気丈な方だったので、変な同情心などは芽生えず、

「あなたにどんな事情があっても許すつもりはありません。

今日はそのことを伝えに来たんです。

数日以内に内容証明が届きますから対応してください」

と言いました。

すると浮気女は舌打ちして車から降りていったそうです。

 

浮気相手の気持ちもちょっとわかる

複雑な境遇

この奥さんとは証拠が撮れたときから、内容証明で浮気相手に書類を送りましょう、という話をしていました。

でも、それだけじゃ怒りが収まらないからと、奥さんは直接話をしに行ったのです。

 

その後、奥さんが事の顛末を教えてくれたのですが、浮気相手の気持ちもちょっと理解できました。

 

もちろん、奥さんの怒りが収まらないことや、断固慰謝料を請求するのは正しいことです。

ただ、私に気になったのは、浮気相手の話に出てきた家庭環境の話です。

 

その浮気女の母親はシングルマザーで、小学生くらいの時に見知らぬ男が家に入ってきたそうです。

お母さんは一言、

「この人が新しいパパよ」

と言って、3人での生活が始まったそうです。

 

親の離婚や再婚が子供心に与える傷ってかなり深いと思います。

私の知人にもバツイチ子持ちの人がたくさんいますが、その人たちは

「子供が自立するまでは再婚しない」

と言っています。

 

離婚で傷を負わせたのに、再婚でまた動揺させるようなことをしたくないそうです。

そういう親は立派だなと思いますが、世の中そうじゃない親もたくさんいます。

浮気女の母親もその類だったようで、子供より男を選ぶ人だったのでしょう。

 

浮気女は子供の頃から義父にわいせつな行為をされていたそうで、闇金ウシジマくんにでてきそうな話は現実にもたくさんあります。

別件では、実の兄に強姦されていたという浮気女もいました。

 

幼少期にそのような傷を負ってしまうと、大人になって自分の行動を制御できなくなるのでしょう。

浮気女の話はめちゃくちゃな内容ばかりでしたが、家庭環境の話だけでは真実味があったので、ちょっと同情してしまいました。

 

もちろん、依頼主である奥さんに

「浮気女にも事情があるんですよ」

なんて言うつもりはありませんが、浮気女の事情を知ると奥さんの怒りも少し収まるかもしれません。

 

浮気相手に会うのは最後に一回だけ

愛人に会う

「今週末、夫の不倫相手と会うことになっています」

「旦那の浮気相手に会いに行くつもりです」

という相談をいただくことがあります。

このように仰る方の大半が、まだ証拠がない段階で会おうとしています。

 

ある奥さんは、

「夫も浮気を認め、これからやり直していく約束をしました。

私は浮気相手とも一度話をしたいのですが、夫は会わない方がいいと拒否してきます」

と言っていました。

 

奥さんの気持ちはわかりますが、直接会ったところで、浮気相手の話をどこまで信用できるのでしょう。

 

奥さんは言いたいことや聞きたいことがたくさんあるでしょうが、浮気相手の考えていることは、

「バレてしまった以上はできるだけ浅い傷で済むようにしよう」

「あわよくば慰謝料は払わずに済むかもしれない、都合のいい話を作ろう」

などです。

浮気相手が誠心誠意奥さんに謝罪して、洗いざらい白状するなんてあり得ません。

 

そして、旦那さんの言う「もう浮気相手とは会っていない」という言葉も信頼できません。

だって、そう言っている人の多くが実際に浮気を続けているんです。

 

でもこれは、ちょっと考えてみれば自然な流れです。

「浮気がバレた」という事実は不倫カップルにとって最大の危機です。

危機に直面したとき、女を守ろうとするのが男ですし、女もその姿に惚れやすいです。

危機によって感じるスリルや、安堵感を与えてくれる異性の存在で、浮気熱はさらにヒートアップします。

 

「なに言ってんだ!旦那が守るべきは愛人じゃなくて妻だろ!」

と言われそうですが、浮気している人に正論は通じません。

 

真の謝罪は引き出せるのか

謝罪

ずっと不貞行為を拒否していた浮気女との裁判で、ようやく奥さんは勝訴を得ました。

 

奥さんの要求は慰謝料と謝罪で、裁判所のロビーで頭を下げるように要求したそうです。

浮気女はそれに従いましたが、その時浮気女は心の底から「申し訳ない」と思っていたのでしょうか。

 

土下座しようと号泣しようとしょせんはパフォーマンスです。

心の中では、

「チッ!面倒くせーな」

「謝ればいいーんでしょ、さっさと帰りてーわ」

と思っている可能性も高いです。

 

根っから腐っている人は反省なんてしませんし、そういう人に道理や正論を話しても無駄です。

 

なので、浮気相手に怒りをぶつけるのはいいんですが、それ以上は期待せず取れるものを取って関わらないようにした方がいいです。

 

「人の家庭をめちゃくちゃにした女が、のうのうと生きているなんて許せない」

という奥さんもいます。

 

でも、先ほどお話したように、不倫するような人間は心に闇を抱えている人間です。

そういう人間は遅かれ早かれ不幸になりますから、奥さんが直接手を下す必要もないでしょう。

 

浮気相手に直接会ったら、怒りがこみ上げる反面、驚きもあると思います。

それは、「世の中にはこんなに頭のおかしい人間もいるのか」という驚きです。

普通の人生を歩んでいる人からすれば、宇宙人としか思えないような価値観のズレを感じるでしょう。

 

なにはともあれ、浮気相手に会いに行くのは悪いことではありません。

ただ、確実な証拠を手に入れた後に、決着をつけるためにいくべきで、中途半端な状態で接触するべきではありません。

 

 

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