公務員の不倫

今の若い人には公務員が人気の職業らしいですね。

私が学生だった頃は、「なんでわざわざ給料が低い公務員になるの?」という風潮でしたが、今は安定志向が高まっているのでしょう。

 

夫婦共働きで二人とも公務員という家庭ならば、経済的な安定性は抜群です。

よほどのことがない限りは失業しませんし、昇給もボーナスもしっかり出るのですから、羨ましい限りです。

 

でも、経済的に安定していれば順風満帆というわけではありません。

不倫に職業は関係ないもので、学校の先生だろうと警察官だろうと、市役所のお偉いさんだろうと不倫しています。

 

教師だからモラルがあるはずとか、役人だから真面目なはずとか、まったくそういうことはないんです。

教師同士の不倫もかなり多くて、どの面下げて教壇に立ってんだ?と言いたくなります。

 

今回は、公務員の奥さんが公務員の旦那さんの浮気調査を依頼されたときのことを書いていきます。

 

度重なる浮気で離婚へ

離婚届

その奥さんは1年前に依頼され、無事に決着したはずの方でした。

 

旦那さんの職場は某市役所で、浮気相手の女性もそこに勤めている人でした。

浮気調査の結果、不貞の証拠を掴んで、浮気相手には慰謝料を請求しました。

 

仕事柄、浮気相手の女性を辞めさせることも難しく、その後も旦那さんと浮気相手は職場で顔を合わせていました。

 

奥さんの本音は浮気相手を退職させたかったものの、そんなことをすれば、旦那さんが不倫したことが公になるかもしれません。

浮気相手の女性は40歳くらいでしたから、その歳で職を失うわけにはいかず、「退職は絶対にしない」と意思表示していました。

 

企業内の職場不倫が発覚した場合、どちらかを辞めさせるというのは結構ありますが、その職にしがみつくというのは公務員ならではです。

 

会社員なら中年でも同業他社への転職は不可能ではありません。

しかし、中年の元公務員を雇ってくれる職場は少ないので、断固職場に残ろうとするのでしょう。

公務員は安定といいますが、転職できないというのは大きなリスクです。

 

浮気相手は諦めていなかった

悪い女

浮気相手の女性は慰謝料を支払った後、しばらく大人しくしていましたが、半年程経った後で再び旦那さんに接近したようです。

 

依頼主である奥さんは、

「最近、またあの女が夫に電話しているみたいなんです。

もう一度調査してください。

その結果次第で離婚の準備をします」

と仰っていました。

 

奥さんが旦那さんの携帯を覗いたところ、退社時間と思われる頃に浮気相手からの着信が入っていました。

奥さんは旦那さんの行動をメモに記していて、着信があった日は帰宅が遅いので(またあの女と会っているんだ)と確信したようです。

 

退社後の旦那さんを尾行すると、車で数分走った後にパーキングで車を停め、人目の少ない路地で迎えに来た浮気女の車に乗っていました。

そのままホテルに入って3時間ほど過ごし、旦那さんが帰宅したのは0時前です。

 

奥さんには「残業で遅くなった」などと言い訳しているのでしょうが、一度バレているにしてはお粗末な偽装工作でした。

 

奥さんは許せず離婚へ

離婚

旦那さんは離婚を拒んでいましたが、奥さんの決意は固く、離婚話は調停に進むことになりました。

 

不倫期間は最低でも2年はあったようですが、それだけの期間不倫していたのなら、職場の人にも知れ渡っているでしょう。

大きな市なら区役所がいくつもあるので、旦那さんか浮気女を異動させることもできるでしょう。

 

でも、市役所のみの市だと、その建物内で働くしかないわけで、どうやっても顔を合わせてしまいます。

 

以前、職場不倫の証拠を掴んだ奥さんが社長の元に怒鳴り込み、「浮気女を退職させて!」と直談判したケースがありました。

そのケースでは、浮気相手を転勤させることで決着したようですが、公務員の場合はどうなるのでしょうか。

 

もし異動させたとしても、「〇〇市の職員」という枠組みからは外れないので、関係を断ち切るのは難しいでしょう。

 

職場不倫を解決するなら、どちらかがその職場を離れることが必須です。

今回の事例では、仕事柄それができなかったのが仇になりました。

 

ちなみに、同僚との不貞行為を理由にして公務員を懲戒解雇にできるのか、というとかなり難しいようです。

職場内で不貞行為におよんでいた証拠でもない限りは、「当人たちのプライベートの部分なので」ということになり、職を失わせることはできないでしょう。

 

安定目的で仮面夫婦でいるのはアリか

仮面夫婦

今回のケースでは奥さんも公務員だったこともあり、離婚を決意されました。

 

奥さんは

「公務員同士の不倫って多いんですよ。

公務員って独特な業種だから変な人も多くて、内輪でそういう関係になる人も多いんです」

と言っていました。

 

余談ですが、公務員はうつ病になる人も多いそうです。

村社会のような風潮があり、狭い人間関係の中で生きていくことになるので、そこに馴染めなければ地獄みたいです。

会社員みたいに「こんな会社辞めてやる!」と飛び出せないのもプレッシャーになるのでしょう。

 

狭い範囲で生活している人が不倫にハマれば、猛烈にのめり込みますから、どんどん深刻な事態になっていきます。

別件では、奥さんに執拗な嫌がらせをしている浮気女を調査しましたが、その女性も公務員でした。

安定した給料があるんだから大人しくしていればいいのに、自分を抑えることができないんでしょうね。

 

世の女性には安定目的で公務員と結婚する人も多いようです。

経済的には安定するでしょうが、自分でも稼ぐ能力をもっていないと一気に転落するかもしれません。

 

安定というのは自由と引き換えに手に入るものですし、公務員の安定も絶対ではありません。

今回のように不倫されるかもしれないし、もし公務員という職を失うことになったら一巻の終わりです。

 

もし安定目的で結婚相手を選んだら、不倫されても旦那さんにしがみつき、仮面夫婦を続けないといけません。

そんな態度では旦那さんも調子にのって不倫をやめないでしょう。

 

結局、他人に依存している時点で不安定なんです。

だから、「結婚に有利な職業」とか「結婚相手に求める年収」というのは全く意味がありません。

結婚生活は十中八九失敗しますから、別れた後のことも考えて職やスキルを準備しておきましょう。

 

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