浮気相手の怒鳴り込む

言うまでもなく、不貞の証拠を掴んだ後は、裁判ではなく示談で決着させたいものです。

裁判になれば、勝訴を得たとしても、そこまでの時間とお金が余計にかかってしまいます。

 

示談させるコツは他の記事でも紹介していますが、ポイントは、断固とした姿勢と完全な証拠です。

どうやっても言い逃れできない証拠があり、奥さんが絶対に許さないという意思表示をしていれば、大半の浮気相手は示談に応じます。

 

問題は、完全な証拠を揃えられなかった時です。

例えば、1週間の調査で、旦那さんと浮気相手がラブホテルに入る姿を撮影できたとしましょう。

万全を期すのならもう少し調査して、2回目、3回目の場面も撮影したいものです。

でも、様々な事情で、これ以上は調査できないという人もいます。

 

1回のラブホテルに入る写真だと、

「体調が悪くなったから寄っただけ」

という言い訳がよく使われるし、中には

「カラオケをするために入った」

という言い訳をした人もいます。

これがラブホテルでなくシティホテルや浮気相手の自宅だったら、言い訳のバリエーションはさらに増えます。

 

法律上の不貞行為というのは、1回だけでなく「一定期間継続して不貞におよんでいた」という条件付きです。

1回の場面だけで継続性を証明することはできないので、本当は複数の場面を押さえる必要があります。

特に離婚を前提にしている場合は、1回の場面だけでは明らかに不十分です。

 

でも、浮気相手から慰謝料を取るだけなら、上手くやれば1回の証拠で示談させることもできます。

今回は、浮気相手の実家に乗り込んで、自ら示談を勝ち取った奥さんの事例を紹介したいと思います。

 

職場不倫の女を辞めさせたい

職場不倫

旦那さんは同じ職場の女性と不倫しており、奥さんの望みは浮気相手を退職させることでした。

十分な不貞の証拠を掴んでも、法的に退職を強制することはできませんから、浮気相手が自ら退職願を出すようにしないといけません。

 

初回の調査で不貞の証拠は得られたものの、奥さんは家計の事情から、これ以上の調査は望んでいませんでした。

撮影できた証拠はラブホテルに入る場面1回なので、いかに浮気相手を降参させるかが鍵になります。

 

一般的には内容証明を送ることが多いですが、この場合は良くありません。

内容証明を受け取った浮気相手は驚いて、なんとか言い逃れできないかとネットで検索するでしょう。

そうなれば逃げ道を確保されてしまいますし、証拠が少ししかないことを悟られれば断固拒否してきます。

 

浮気相手の実家に乗り込むことに

乗り込む

浮気相手の女性は未婚の一人暮らしでしたが、近くにある実家に頻繁に出入りしていました。

奥さんは最初、会社に乗り込もうかと考えていましたが、実家の方が効果的だと考えました。

 

奥さんは実家を訪れ、浮気相手の両親に探偵が撮影した証拠写真を見せました。

両親は驚いて謝罪してきましたが、奥さんは

「今すぐ娘さんをここに呼んでください」

と言ったそうです。

 

すると、すぐに浮気相手は飛んできましたが、

「なんで実家に来るような卑怯なことするんだ!?

私のところに直接くればいいでしょ!?」

と詰め寄ってきました。

 

奥さんも負けじと

「加害者のくせに文句を言える立場だと思ってるの!?

あんたのしたことは絶対に許さないし、弁護士に頼んで訴える準備もできてる!」

と返しました。

 

そして奥さんは

「こっちが撮影した証拠はこれだけじゃない。

他にもたくさん撮影してあるのよ!」

というキーワードを告げました。

 

そして、

「裁判になれば慰謝料以外にも費用を抱えることになるし、仕事どころじゃなくなるわよ!」

と続けます。

 

奥さんが提示した慰謝料は200万円で、会社を辞めることも要求しています。

強気の奥さんに怯んだ浮気相手は不貞を犯したことを認めたものの、奥さんの提示した条件をすんなりとは呑みませんでした。

 

浮気相手に猶予を与えない

怒鳴る妻

せっかく浮気相手の元に乗り込んだのに

「少し考えさせてください」

と言われて、相手に猶予を与えてしまう人も多いのではないでしょうか。

猶予を得た浮気相手が言うことは、慰謝料の減額を求めるか、分割払いを求めるか、です。

往生際の悪い浮気相手であれば、不貞行為自体を否定してくることもあります。

 

乗り込むというのは、こちらは準備万端で、むこうは不意をつかれるという点が鍵になります。

猶予を与えては不意をついた意味がないので、その場で決着させることが前提です。

 

今回の奥さんも決して退かず、

「慰謝料も払えない、会社も辞めないなんて通ると思っているの!?」

と追い詰めます。

 

そして浮気相手は、

「わかりました、会社を辞めます」

と観念しました。

 

奥さんはその場で用意していた誓約書にサインさせました。

その誓約内容には、約束を破れば金200万円を支払うことも明記されています。

 

浮気相手からの慰謝料は調査費用をカバーできる程度の金額しか取れませんでしたが、退職させることができたので、制裁としての効果は十分だったでしょう。

 

乗り込みの鍵は準備と覚悟

謝罪

浮気相手の家に乗り込んだという事例は数え切れないほどあります。

乗り込む必要なんてなかったのに乗り込んだ人もいますし、うまく示談を成立させて相場の倍以上の金額を取ったという人もいます。

 

依頼主は浮気相手の弱みを握っているのですから、「会社に行くぞ」「家族にバラすぞ」などと言えば示談させるのは難しくありません。

中途半端な態度で乗り込めば、逆ギレされてしまうので、それ相応の覚悟が必要です。

 

また、話がまとまったとしても

「後日、誓約書を送るから!」

などと言っては浮気相手の態度が変わってしまいますから、あらかじめ誓約書も作成しておくことが必要です。

 

乗り込みは、それなりの準備と覚悟があれば、ほぼほぼ成功します。

突然、内容証明が送られてくるのもビックリしますが、突然怒鳴り込まれるのはもっとビックリしますから、被害者側が圧倒的に有利です。

 

費用対効果という観点から見れば、探偵にある程度の証拠を撮ってもらい、自分で示談に持ち込むのが最も効果的です。

気が弱い人や、法的な決着を望む人は、多少費用がかさんでも弁護士を使った方がいいです。

 

探偵や弁護士によっては

「怒鳴り込んでも、あまり意味がありませんよ」

と言う人もいるでしょう。

 

でも私は、直接怒りをぶつけるのもアリだと思います。

暴力や脅迫をしないことが前提ですが、1回で言いたいことを全てをぶつけるのなら、怒鳴り込む価値もあると思うのです。

 

今不倫している人も、いつ怒鳴り込まれるかわからないという覚悟をもっていてください。

次にインターホンが鳴る時は、怒り狂った奥さんが怒鳴り込んで来る時かもしれません。

 

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